【基礎編①〜⑪】を通じて、株とは何か、株価はどう決まるか、株の買い方、決算書の読み方、ローソク足の見方、配当と株主優待、PER・PBR、日経平均・TOPIX、分散投資、投資信託・ETF、リスクとリターンについて学んできました。
たくさんの知識を積み重ねてきましたが、今日は「基礎編」の締めくくりとして、こんなテーマを扱います。
「実際に投資を始めるとしたら、何を決めておくべきか」
これまで学んできたことを振り返りながら、投資を始める前に考えておきたい、大切なポイントを整理していきましょう!

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①「何のために投資するのか」を考える
まず一番はじめに考えたいのが、投資の目的です。
「なんとなく儲かりそうだから」という理由だけで始めると、株価が下がったときに、どう判断すればいいか分からなくなってしまうことがあります。
- 何年か後に使う、大きな目標のための資産を育てたいのか
- 長い時間をかけて、少しずつ資産を増やしていきたいのか
目的がはっきりしていると、【基礎編⑪】で学んだ「自分がどれくらいのリスクを取れるか」も、考えやすくなります。
②「どれくらいの期間、続けるつもりか」を考える
次に大切なのが、投資する期間です。
【基礎編②】で学んだ通り、株価は日々変動します。短い期間で見ると、大きく値下がりするタイミングに当たってしまうこともあります。
でも、【基礎編⑨】で学んだ分散投資のように、長い期間コツコツ続けることを前提にしていれば、一時的な値下がりにも、落ち着いて向き合いやすくなります。
「このお金は、当分使う予定がないお金なのか」「近いうちに必要になるかもしれないお金なのか」を、あらかじめ考えておくことが大切です。
③「どれくらいの金額から始めるか」を考える
【基礎編③】で学んだ通り、株を買うには「単元株」という仕組みがあり、会社によっては、まとまった金額が必要になることもありました。【基礎編⑩】で学んだ投資信託のように、もっと少額から始められる方法もあります。
大切なのは、「もし値下がりしても、生活に大きな支障が出ない範囲の金額」で始めることです。
生活に必要なお金まで投資に回してしまうと、値下がりしたときに冷静な判断がしにくくなってしまいます。
④「どうやってリスクと付き合うか」を考える
【基礎編⑨】と【基礎編⑪】で学んだ、分散投資とリスクの考え方を振り返りましょう。
- 1つの会社に集中するのではなく、複数の会社や、投資信託・ETFを活用して分散する
- リターンが大きい可能性がある投資ほど、リスクも高くなりやすいことを理解しておく
「絶対に損をしない投資」は存在しません。だからこそ、リスクとどう付き合っていくかを、事前に考えておくことが大切です。
⑤「何を根拠に判断するか」を考える
【基礎編④〜⑦】で学んだ、決算書の読み方やPER・PBRのような指標は、会社の状態を確認するための、大切な道具でした。
投資の判断をするとき、「なんとなく良さそうだから」ではなく、「この数字を見て、こう考えたから」という根拠を、自分なりに持っておくことが大切です。
もちろん、すべてを完璧に理解する必要はありません。でも、「調べる習慣」「確認する習慣」を持っておくことは、長く投資と付き合っていくうえで、大きな力になります。
これまで学んだ12回を、一覧で振り返ろう
「基礎編」で学んできた内容を、まとめて振り返ってみましょう。
| 回 | テーマ |
|---|---|
| ① | 株とは何か |
| ② | 株価はどう決まるか |
| ③ | 株の買い方 |
| ④ | 決算書の読み方 |
| ⑤ | ローソク足の見方 |
| ⑥ | 配当と株主優待 |
| ⑦ | PERとPBR |
| ⑧ | 日経平均・TOPIX |
| ⑨ | 分散投資 |
| ⑩ | 投資信託・ETF |
| ⑪ | リスクとリターン |
| ⑫ | 投資を始める前に決めておきたいこと |
この12回で学んだ知識は、投資を考えるうえでの、いわば「地図」のようなものです。地図があるからといって、必ず目的地にたどり着けるとは限りませんが、地図がなければ、どこに向かえばいいかさえ分かりません。
今日学んだことを整理しよう
投資を始める前に、考えておきたい5つのこと
- 何のために投資するのか(目的)
- どれくらいの期間、続けるつもりか(期間)
- どれくらいの金額から始めるか(金額)
- どうやってリスクと付き合うか(分散・リスク許容度)
- 何を根拠に判断するか(決算書・指標などの確認習慣)
今日学んだ言葉のまとめ
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 投資の目的 | 何のために、お金を育てようとしているのかという理由 |
| 投資期間 | そのお金を、どれくらいの期間、使わずに置いておけるか |
| リスク許容度 | 自分が、どれくらいの結果のブレを受け止められるか |
「基礎編」は、これで一区切りです。①から⑫まで、たくさんの言葉や考え方を学んできました。
大切なのは、これらの知識を持ったまま、日々のニュースや会社の動きを、これからも「なぜ?」という視点で見続けることです。世の中の出来事は、いつも新しい発見に満ちています。
ここまで学んできたことを土台に、これからもいろいろなニュースを、自分の目で読み解いていってください。長い時間をかけて、その視点はきっと、あなた自身の力になっていきます。
「基礎編」、ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました!
- 本記事における個別銘柄や投資に関する記載は、あくまで情報提供のみを目的としたものであり、特定の株式の売買や投資を推奨・勧誘するものではありません。また、将来の投資成果等を示唆・保証するものではありません。実際の投資にあたっての最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。
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