【基礎編①】では「株ってそもそも何?」を学びました。株は「会社の一部を持っている証」でしたね。
今日はその続きです。ニュースで毎日流れる「株価が上がった」「株価が下がった」、この株価っていったい誰が決めているのでしょうか?
答えは、「誰か1人が決めているわけではない」です。
今日は、株価がどうやって決まっていくのか、その仕組みを一緒に学んでいきましょう!

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フリマアプリで考えてみよう
株価の仕組みは、実はみなさんが知っている身近なものと似ています。
フリマアプリを思い浮かべてみてください。
たとえば、人気のゲームソフトを売りたい人がいるとします。
最初、この人は「3,000円で売りたいな」と思って出品しました。
でも、そのゲームソフトがものすごく人気で、「欲しい!」という人がたくさん現れたらどうなるでしょうか?
「3,500円出すから譲ってほしい」「私は4,000円出します」
買いたい人同士が値段を競い合って、結局もっと高い値段で売れることがありますよね。
逆に、あまり人気がないゲームソフトだったら、「2,000円でもいいから買ってほしい」と、値段を下げないと売れないかもしれません。
これが、株価が決まる仕組みの基本と、とてもよく似ています。
株価を動かす2つの力!「需要」と「供給」
投資の世界では、この「欲しい人の量」と「売りたい人の量」のことを、こう呼びます。
- 需要(じゅよう)
買いたい人の量 - 供給(きょうきゅう)
売りたい人の量
株価は、この需要と供給のバランスによって、刻一刻と変わっていきます。
「買いたい人」が「売りたい人」より多いとき → 株価は上がる
たくさんの人が「欲しい!」と思っている状態です。買いたい人同士が競い合うので、値段が上がっていきます。
「売りたい人」が「買いたい人」より多いとき → 株価は下がる
みんなが「手放したい」と思っている状態です。売りたい人同士が「早く売れてほしい」と値段を下げていくので、株価が下がっていきます。
なぜ「欲しい」「売りたい」という気持ちが生まれるの?
ここで大切な疑問が浮かびます。
「なぜ、みんなの気持ちが一斉に同じ方向に動くの?」
理由はさまざまですが、代表的なものを挙げてみましょう。
① 会社の業績が良い(悪い)というニュース
「この会社、すごく儲かっているらしい」という情報が広まると、「この株を持っていたら得しそうだ」と考える人が増えます。買いたい人が増えるので、株価は上がりやすくなります。
② 将来への期待
「この会社は、これからもっと成長しそうだ」という期待が広がると、今のうちに買っておきたいと思う人が増えます。
③ 世の中の出来事
戦争や災害、経済政策など、世の中で起きるさまざまな出来事も、株を買いたい・売りたいという気持ちに影響します。
「板」という仕組みで、実際の売買が行われている
もう少し詳しく、実際にどうやって売買が行われているのかを見てみましょう。
株式市場には「板(いた)」と呼ばれる仕組みがあります。
板には、「いくらで、何株買いたいか(売りたいか)」という注文がずらりと並んでいます。
たとえば、こんなイメージです。
【売りたい人】
1,003円で100株売りたい
1,002円で200株売りたい
1,001円で150株売りたい
【買いたい人】
1,000円で300株買いたい
999円で100株買いたい
998円で250株買いたい
この中で、「売りたい人の一番安い値段」と「買いたい人の一番高い値段」が近づいたとき、実際に売買が成立します。
この売買が、1日に何万回、何十万回と繰り返されることで、株価は絶えず動き続けているのです。
株価は「みんなの気持ちの合計」でできている
ここまでの話をまとめると、株価というのは、こう言い換えることができます。
「今、この会社の株を、みんながどれくらい欲しいと思っているか」を表した数字
会社の業績が良くても、「もうみんな知っている情報だから、これ以上は欲しくない」と思われれば、株価はそれほど上がりません。
逆に、業績がそれほど良くなくても、「これから伸びそうだ」という期待が集まれば、株価は上がることがあります。
株価は、会社の実際の姿だけでなく、「その会社について、みんながどう感じているか」も反映しているのです。
今日学んだことを整理しよう
今日学んだ言葉のまとめ
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 需要 | 株を買いたい人の量 |
| 供給 | 株を売りたい人の量 |
| 板 | 「いくらで、何株買いたいか(売りたいか)」という注文が並ぶ仕組み |
| 売買が成立する | 買いたい人の値段と、売りたい人の値段が一致して、実際に取引されること |
株価は、誰か1人の意思で決まるものではなく、「たくさんの人の 欲しい と 売りたい という気持ちがぶつかり合って生まれるもの」です。
次にニュースで「株価が上がった」と聞いたとき、「今、たくさんの人がこの株を欲しがっているんだな」と想像してみてください。その裏側には、いつも「需要と供給」というシンプルな力が働いています。
【基礎編】シリーズ、次回もお楽しみに!
- 本記事における個別銘柄や投資に関する記載は、あくまで情報提供のみを目的としたものであり、特定の株式の売買や投資を推奨・勧誘するものではありません。また、将来の投資成果等を示唆・保証するものではありません。実際の投資にあたっての最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。
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