AI関連株ってなに?会社の仕事からわかる「AIと株」の関係

最近ニュースやテレビで「AI(人工知能)」という言葉を聞かない日はありません。ChatGPTをはじめ、画像を作るAI、文章を書くAI、車を運転するAIなど、私たちの身近なところでAIは急速に広がっています。そして今、株式市場でも「AI関連株」 がとても注目されています。

でも、「AI関連株って結局なに?」「どんな会社がAIと関係あるの?」と聞かれると、意外と説明がむずかしいものです。今回は、会社の仕事に注目しながら、AI関連株をできるだけわかりやすく紹介していきます。

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AI関連株とは「AIを使って仕事をしている会社の株」

AI関連株とは、簡単に言うとAIを作ったり、AIを動かしたり、AIを使ってサービスを提供している会社の株のことです。大切なのは、AIは1社だけで動いているわけではない、ということ。実はAIの世界は、たくさんの会社が役割分担をして成り立っています。

① AIそのものを作っている会社

まずは、AIの「頭」を作っている会社です。

Google(アルファベット)

Googleは検索エンジンだけでなく、AIの研究・開発にも力を入れています。私たちが検索したときに「知りたい答え」をすぐに出してくれるのもAIの力です。YouTubeのおすすめ動画や、広告の表示にもAIが使われています。つまりGoogleは、AIを使って情報を整理し、人に合った答えを届ける会社です。

Microsoft

Microsoftは、ChatGPTを開発したOpenAIと深く関わっている会社です。WordやExcelなどのソフトにAIを組み込み、「文章を考える」「資料をまとめる」ことを手助けしています。AIを仕事の道具として広げている会社、と言えます。

② AIを動かすための「道具」を作る会社

AIは、考えるだけでなく、ものすごくたくさんの計算をします。その計算を支えている会社も、AI関連株として重要です。

NVIDIA(エヌビディア)

NVIDIAは、AI専用の高性能な半導体(チップ)を作っている会社です。AIが賢くなるほど、NVIDIAのチップが必要になります。例えるなら、AIの脳みそを作っている会社です。今のAIブームを支えている、中心的な存在です。

東京エレクトロン

東京エレクトロンは、日本の会社で、半導体を作るための装置を作っています。「AIが増える → 半導体が必要 → 工場が増える → 装置が必要」という流れの中で、とても重要な役割を持っています。

③ AIを使ってサービスを提供する会社

最後は、AIを実際のサービスに使ってお金を稼いでいる会社です。

Amazon

Amazonでは、「おすすめ商品・倉庫の管理・配送ルート」などにAIが使われています。「この人は何を買いそうか」を考えるのもAIの仕事です。

Tesla

Teslaは、電気自動車だけでなく、自動運転AIでも有名です。車が走りながら学習し、少しずつ安全な運転を覚えていきます。AIを使って「未来の移動」を作ろうとしている会社です。

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AI関連株で大切な考え方

AI関連株を見るときに大切なのは、今の利益だけでなく、未来への期待です。

・AIはこれからもっと広がりそうか
・その会社はAIをどう使おうとしているのか

こうした「これから」に注目して、株価は動きます。ただし、人気が集まりすぎると、期待が先行しすぎて株価が下がることもあります。ここに、投資のむずかしさと面白さがあります。

まとめ:AI関連株は「未来をつくる会社の株」

AI関連株とは、AIという新しい技術を使って、未来の社会を作ろうとしている会社の株です。

カブサーでは、こうしたニュースをきっかけに
「会社は何をしているのか」
「なぜ株価が動くのか」
を考える力を育てていきます。

AIのニュースを、ただ見るだけで終わらせず、「会社」と「お金」の視点で考えることが、投資の第一歩です。


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