2025年1月9日、ユニクロやジーユー(GU)を運営する会社ファーストリテイリングが、時価総額20兆円というとてつもない数字に手が届くところまで来ました。
20兆円というのは、トヨタやソニーといった、日本を引っ張る超巨大企業が並ぶ世界。その中に「服を売る会社」が入ろうとしているのは、実はとても珍しいことです。
- なぜユニクロは、ここまで評価されているのか?
- なぜ投資家たちは、株を一気に買ったのか?
今回はこのニュースを通して、「株価はどうやって動くのか」「投資家は何を見ているのか」を、わかりやすく読み解いていきましょう。
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まず、何が起きたの?
1月9日、ファーストリテイリングの株価は前の日より6000円以上も上がる大きな動きを見せました。その結果、会社全体の価値を表す「時価総額(株価 × 発行済株式数)」は、約19.9兆円に到達。あと少しで20兆円という、とても大きな数字です。
日本で20兆円を超えている企業は、トヨタや三菱UFJ、ソニーなど、ほんの一握り。アパレル会社でここまで来るのは、かなり特別なことです。
株価が大きく上がった理由は?
理由はとてもシンプルで、決算が想像以上に良かったからです。
ファーストリテイリングは、2025年9〜11月の成績(第1四半期)を発表しました。その内容は…
- 売上 → 予想以上
- 利益 → 予想以上
- しかも世界中で好調
という結果でした。
投資家が驚いたポイント①「世界中で売れている」
ユニクロは、日本だけでなく、海外でも大きく成長しています。
特に好調だったのは、韓国・東南アジア・インド・オーストラリア・北米・ヨーロッパ。これらの地域すべてで2ケタの売上アップ・利益アップを達成しました。
投資家はここを見て、「ユニクロはもう日本の会社というより、世界の会社だ」と判断します。
投資家が驚いたポイント②「会社の予想を自分で超えてきた」
ファーストリテイリングは、もともと出していた1年の予想よりも、さらに良い成績になると発表しました(上方修正)。
- 売上:3兆8000億円
- 営業利益:6500億円
- 最終利益:4500億円
会社自身が「前に言っていた数字より、もっと良くなりそう」と言ったことで、投資家は安心します。株価は、「今」より「これからどうなりそうか」で動くからです。
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投資家が見ているのは「服」だけじゃない
このニュースの日には、ジーユー(GU) に関するサプライズ人事もありました。世界的なブランド「マルニ」で活躍したフランチェスコ・リッソ氏が、GUのクリエイティブ責任者に就任。
投資家はここから、「GUを、さらに世界で戦えるブランドにする気だな」と読み取ります。
なぜ「20兆円」が注目されるの?
20兆円というのは、ただの数字ではありません。この水準にいる会社は、
- 世界経済の影響を受けにくい
- 長期で成長できる力がある
- 海外投資家からも注目される
という共通点があります。
しかも、ユニクロが目標としているライバルは、ZARAを運営するインディテックス。インディテックスの時価総額は、約32兆円。
つまり、ファーストリテイリングは「世界トップレベル」を本気で狙っているということです。
投資の考え方まとめ
今回のニュースで大事なのは、
ということです。
ユニクロは、「服を売る会社」から「世界で成長し続ける仕組みを持った会社」として評価されているのです。
ニュースを見たときは、「すごい!」で終わらせずに、「なぜ投資家が買ったのか?」を考えるクセをつけていきましょう。それが、投資を学ぶ一番の近道です。
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