2025年7月30日、AIベンチャー企業「オルツ」が不正会計の発覚により、東京証券取引所から上場廃止の決定を受けました。
「上場廃止?」「不正会計ってなに?」
大人でも少し難しく感じるこのニュースを、カブサーでは子どもたちにもわかるように噛み砕いてお話ししています。
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売上が本当より大きく見せられていた?
企業は、株を買ってもらうために「今、私たちの会社はこんなに売上があります!」と投資家に数字で報告します。
でも今回のオルツの場合、本当はそこまで売れていないのに、実際よりも9割近く大きく見せるような数字を出していたことが発覚しました。
これは、投資家にとって「ウソをつかれていた」ということになります。
どうして売上をごまかすと問題なの?
株を買う人たちは、会社の報告を信じてお金を出しています。
その報告が間違っていたら、お金を出した人は損をしてしまうかもしれません。
たとえば子どもたちにこう話しています。
「おこづかい帳に“今月は1000円もらった”って書いたけど、実際は300円しかもらってなかったら…?」
→「それを信じて1000円分のお菓子を貸してくれた友達がいたら、困るよね」
会社も同じです。正しい情報を出すことで、信頼が生まれ、お金も集まります。
だから、わざと大きく見せたとわかった場合、信用を失い、上場廃止という厳しい処分を受けることになるのです。
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上場廃止になると何が起きるの?
「上場する」とは、会社が証券取引所で株を自由に売り買いできるようにすること。「上場廃止」になると、投資家がその株を売ったり買ったりできなくなります。
これは、会社としての信頼が大きく損なわれたことを意味します。
カブサーでの授業ではどう伝えている?
カブサーでは、こうした難しいニュースも
- 図解とホワイトボードで整理
- プリントにまとめて視覚的に確認
- 実際の株価チャートも一緒にチェック
というスタイルで、「なにが問題だったのか」「社会にどんな影響があるのか」を子どもたちと一緒に考える時間を設けています。
たとえば今回のオルツのニュースでは、以下のような視点を学びました。
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社会のニュースを「自分ごと」としてとらえる力を
私たち大人は、つい「このニュースは難しいから子どもにはまだ早い」と思いがちです。
でも、社会で起きているリアルな問題を、噛み砕いて伝えることは、子どもたちの「考える力」「感じる力」「未来を見る力」を育てるきっかけになります。
今回のようなニュースも、カブサーでは経済だけでなく倫理や信頼の観点からも学ぶ教材として活用しています。
数字の裏にある信頼を学ぼう
お金の教育は、ただ「儲ける力」を育てるものではありません。カブサーが目指しているのは、「社会で生きる力」を育てる教育です。
数字だけで判断せず、「なぜこの会社はこうなってしまったのか?」を自分なりに考える。
それが、未来の投資家、そして社会を動かす一員としての第一歩です。
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もし「子ども向けの金融教育を探している」「子どものうちから金融リテラシーを身につけさせたい」「世の中には色んな会社があることを学ばせたい」「投資の仕組みを知ってほしい」という方は、ぜひカブサーの無料体験レッスンをお申し込みください。株の仕組み、会社の仕組みを丁寧にわかりやすく解説します。
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