ドローン国産化が本格スタート?国が本気で動き出した理由と投資家が注目したいポイント

最近、「ドローン」という言葉を聞く機会が増えてきました。
空撮やレジャーだけでなく、災害現場や農業、インフラ点検など、私たちの生活に近いところでも使われ始めています。

そんな中、2025年1月7日、政府が「ドローンを国内で量産できる体制を作る」という方針を打ち出しました。

これまで日本で使われているドローンの多くは、中国など海外製。今回のニュースは、「ドローンを国産で安定的に作れるようにしよう」という、かなり大きな方向転換を意味しています。

投資の目線で見ると、これは一時的な話題ではなく、長く続きそうなテーマです。

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なぜ今ドローンの国産化なの?

政府が今回動いた背景には、いくつかの理由があります。

まず大きいのが、経済安全保障です。
ドローンは、災害対応やインフラ点検、防衛分野でも使われます。もし海外からの輸入が止まったら、日本の社会活動に影響が出てしまいます。

実際、現在の国内ドローン供給の9割以上が中国メーカーと言われています。この状態を見て、国として「必要なものは、ある程度は国内で作れる体制を持とう」という判断をしたわけです。

今回の政策のポイントはここ

今回のニュースで、特に重要なポイントを整理してみましょう。

  • ドローンを「特定重要物資」に指定
  • 研究開発や設備投資の費用を最大50%補助
  • 2030年までに年8万台の生産体制を目指す
  • 機体だけでなく、モーターや電池など部品も対象

注目したいのは、「ドローン本体だけではない」という点です。部品や製造設備、サプライチェーン全体を国内で強くしていく、という意図が見えます。

投資家目線で見ると何が大事?

ここで、投資の目線で考えてみましょう。

このニュースを見たとき、「どこのドローンメーカーの株が上がるの?」と考えたくなるかもしれません。でも初心者のうちは、いきなり個別企業に飛びつかないというのが大切です。
まず考えたいのは、「この政策で、どんな分野にお金が流れそうか?」という視点です。

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【注目分野①】製造・部品関連

ドローンは、精密な部品のかたまりです。

  • モーター
  • バッテリー
  • 制御装置
  • センサー

こうした部品を作る企業には、仕事が増える可能性があります。特に、モーター・電池・電子部品は、ドローン以外の分野でも使われるため、事業が広がりやすいのが特徴です。

【注目分野②】インフラ・災害対応

政府が想定している用途には、

  • 災害時の捜索・確認
  • 橋や道路の点検
  • 老朽化インフラの監視

といったものがあります。

これは、「人が減っても社会を維持するための技術」とも言えます。インフラ点検や防災に関わる企業は、ドローンを使う側としても恩恵を受けやすい分野です。

【注目分野③】農業×テクノロジー

農薬散布など、農業分野でのドローン利用も広がっています。

  • 人手不足の解消
  • 作業時間の短縮
  • 安全性の向上

農業はすぐに成長するイメージが持ちにくいかもしれませんが、国が支援する形で効率化が進む分野でもあります。中長期で見ると、じわじわ効いてくるテーマです。

年8万台という数字の意味

現在、日本国内で生産されているドローンは、年間で約1000台程度と言われています。それを2030年に8万台にする。これは、単なる「少し増える」ではなく、産業構造を変えるレベルの目標です。

すぐに結果が出る話ではありませんが、「数年単位で続く政策テーマ」として覚えておく価値は十分あります。

ドローン国産化は静かな成長テーマ

今回のドローン国産化支援は、「派手なニュースではない」「短期で株価が跳ねる話でもない」でも、国が本気で支える、息の長いテーマ です。
カブサー的には、「今すぐ儲かるか?」よりも、「数年後に当たり前になっていそうか?」という視点で見るのがおすすめです。
ニュースを見たら、「このあと、どんな会社が忙しくなりそうか?」そんな問いを持ちながら、少しずつ投資の目を育てていきましょう。


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