2025年12月21日、「官民で国産AIを開発する総額3兆円規模のプロジェクトが始動する」というニュースが報じられました。
中心となるのはソフトバンク。国の支援と民間投資を組み合わせ、日本独自の巨大AIを開発する計画です。
ニュースだけを見ると、「AIって難しそう」「結局どの会社の株を見ればいいの?」と感じる人も多いはず。
でもこの話、実は投資初心者ほど理解しやすい「国策×インフラ投資」のニュースでもあります。
この記事ではまず全体像をかみ砕いて説明した上で、この流れで影響が出そうな銘柄を解説していきます。
お問い合わせ・無料体験・個別相談は
そもそも何が起きているのか?ニュースの注目ポイント
今回の国産AIプロジェクトを一言でいうと、日本がAIを使う国からAIを自前で作る国へ方向転換するという話です。
ニュースの注目ポイントとしては以下が挙げられます。
- 国と企業が一緒に約3兆円を投じる
- ソフトバンク中心に新会社を設立
- 世界最先端水準の「1兆パラメーターAI」を開発
- 日本企業が幅広く使える共通AI基盤にする
- 将来はロボット・製造業・インフラに展開
投資目線で重要なのは、AIそのものより「AIを動かすために必要な会社」にお金が流れる点です。
① 中心プレイヤー|AI基盤を握る会社
■ ソフトバンク(9434)
事業内容
通信事業が中心だが、近年はAI・データセンター・IT基盤に大きくシフト。
なぜ影響が出そう?
今回の国産AIプロジェクトの司令塔。
AIを作るだけでなく、企業に使わせる側に回れる立場です。
投資のポイント
- AI利用料・クラウド的収益モデル
- データセンター稼働率
- 通信会社からAIインフラ会社へ変われるか
■ ソフトバンクグループ(9984)
事業内容
AI・IT企業への投資を行う持株会社。
なぜ影響が出そう?
AIが「流行」ではなく「社会インフラ」になるほど、同社のAI投資戦略が再評価されやすくなります。
投資のポイント
- AI関連資産の価値変動
- 長期テーマ向き(短期値動き注意)
お問い合わせ・無料体験・個別相談は
② 半導体・製造装置|AIの心臓部
AIは半導体がなければ1ミリも動きません。そのため最初に恩恵が出やすい分野です。
■ 東京エレクトロン(8035)
事業内容
半導体を作るための製造装置を提供。
なぜ影響が出そう?
国産AI開発=国内外で半導体投資が続く可能性。
ポイント
- AIブームが続く限り仕事が減りにくい
- 国策と相性が良い
■ SCREENホールディングス(7735)
事業内容
半導体洗浄装置の大手。
なぜ影響が出そう?
最先端AIほど製造工程が増え、洗浄需要も増える。
ポイント
- AI拡大=設備更新需要
- 景気より技術トレンドに左右されやすい
■ ディスコ(6146)
事業内容
半導体を切断・加工する装置メーカー。
なぜ影響が出そう?
高性能AI向け半導体は加工精度が重要。
ポイント
- 利益率が高い
- AIの高性能化と連動
■ レーザーテック(6920)
事業内容
最先端半導体の検査装置。
なぜ影響が出そう?
AI向け半導体は「失敗が許されない」ため検査が必須。
ポイント
- 波はあるが技術的な独占性が高い
③ データセンター・電力|AIは電気を食う
AIは大量の電力を消費します。その結果、地味だけど重要な会社が注目されます。
■ 東京電力ホールディングス(9501)
事業内容
首都圏を中心に電力供給。
なぜ影響が出そう?
データセンター増設=安定した電力需要。
ポイント
- AI時代のインフラ株
- 成長より安定重視
■ 関西電力(9503)
事業内容
関西圏の電力供給。
なぜ影響が出そう?
堺市のデータセンター計画との関係。
ポイント
- 地域×AIの視点
■ ENEOSホールディングス(5020)
事業内容
エネルギー供給・GX関連。
なぜ影響が出そう?
AI×省電力×脱炭素というテーマに直結。
ポイント
- AIだけでなくGX政策も追い風
お問い合わせ・無料体験・個別相談は
④ 建設|AIは場所を作らないと始まらない
■ 大成建設(1801)
■ 鹿島(1812)
■ 清水建設(1803)
事業内容
大規模インフラ・施設建設。
なぜ影響が出そう?
データセンター建設は数千億円単位の仕事。
ポイント
- AIブーム=IT株だけではない
- 受注残・大型案件に注目
⑤ ロボット・自動化|AIの最終ゴール
■ ファナック(6954)
■ 安川電機(6506)
■ キーエンス(6861)
事業内容
工場の自動化・ロボット制御。
なぜ影響が出そう?
国産AIの最終用途がロボット搭載AIだから。
ポイント
- すぐではなく次の段階
- 中長期向けテーマ
まとめ|このニュース、どう投資に活かす?
今回の国産AIニュースは、短期で飛びつく材料ではない、でも10年スパンの地図になるニュースです。投資初心者の方は「AIがすごい」よりも、AIを動かすために、どんな会社が必要か?という視点で見るのがおすすめです。
カブサーでは、ニュースを「株の話」で終わらせず、社会とお金のつながりとして理解する力を育てていきます。
次にAIニュースを見たとき、「この裏で忙しくなる会社はどこだろう?」そんな目で、ぜひ見てみてください。
お問い合わせ・体験レッスンのご案内
もし「子ども向けの金融教育を探している」「子どものうちから金融リテラシーを身につけさせたい」「世の中には色んな会社があることを学ばせたい」「投資の仕組みを知ってほしい」という方は、ぜひカブサーの無料体験レッスンをお申し込みください。株の仕組み、会社の仕組みを丁寧にわかりやすく解説します。
お問い合わせ・無料体験・個別相談は



