2025年12月19日、ソニーグループが「スヌーピー」で有名な作品「ピーナッツ」を運営する会社を子会社にする、というニュースが流れました。
一見すると「キャラクターを買った」という話に見えますが、投資家の目線で見ると、ソニーという会社の考え方や強さがよくわかるニュースです。
この記事では、ニュースの内容をやさしく整理しながら、「なぜソニーがスヌーピーを選んだのか」「投資家はどこに注目するのか」を一緒に見ていきます。
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ニュースの内容をかんたんに整理
今回ソニーは、カナダの会社が持っていた「ピーナッツ・ホールディングス」の株を追加で購入しました。その金額は約710億円。すでに持っていた分と合わせて、ソニーは約80%を保有することになります。
「ピーナッツ」とは、スヌーピーが登場するコミック作品のことです。この会社は、スヌーピーのキャラクターを使ったビジネス全体を管理しています。なお、残りの20%は、原作者チャールズ・シュルツ氏の家族が引き続き保有します。
スヌーピーはなぜ「強い資産」なのか
スヌーピーのすごさは、流行に左右されにくいところにあります。何十年も前に生まれたキャラクターなのに、今でも世界中で愛されています。
キャラクターは、
- アニメや映画
- グッズ販売
- イベント
- デジタル配信
など、形を変えながら何度もお金を生み出します。
投資の世界では、こうした存在を「長く価値を生み続ける資産」と考えます。一度人気が出て終わりではなく、何年も使い続けられる点が大きな強みです。
ソニーはどんな会社なのかを見直してみる
ソニーというと、テレビやゲーム機を作るメーカーというイメージが強いかもしれません。しかし今のソニーは、それだけの会社ではありません。
映画、音楽、アニメ、ゲーム、配信サービスなど、エンタメに関わる多くの分野を持っています。「作品を作る」「世界に届ける」「お金を生む」までを、グループの中で完結できる会社です。
だからこそ、スヌーピーのような人気キャラクターを持つことは、とても相性が良いのです。
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子会社化で何が変わるのか
もしキャラクターが他社のものなら、使うたびに使用料を払う必要があります。しかし、子会社にすることで、利益をより多く自分たちのグループに残すことができます。
さらに、
- アニメ化
- 映画化
- ゲームへの登場
- 音楽やイベントとの連動
といった展開も、スピーディーに進めやすくなります。これは、「IP(知的財産)を自分たちで育てる」というソニーの戦略そのものです。
710億円は高い? 投資家の考え方
710億円と聞くと、とても大きな金額に感じます。ですが投資家は、「今の値段」だけで判断しません。「このキャラクターは、これから何年お金を生み続けるか」「長い目で見たとき、回収できそうか」こうした視点で考えます。
スヌーピーのように、長く愛され続けるブランドなら、10年、20年という時間の中で、十分に価値を生む可能性があります。
原作者の家族が持ち分を残す意味
今回、原作者の家族が20%を持ち続ける点も重要です。これは、作品の世界観や大切な価値を守るためだと考えられます。短期的にもうけるよりも、「長く愛されるキャラクターであり続けること」を重視する姿勢が見えてきます。
このニュースから学べる投資のポイント
このニュースは、ソニーが「モノを売る会社」から、コンテンツやブランドを育てて利益を生む会社へ進んでいることを教えてくれます。
株式投資では、目先の株価だけを見るのではなく、「この会社は、将来も強そうか?」「長く価値を生み続けられそうか?」を考えることが大切です。
スヌーピーの子会社化は、ソニーが未来を見すえて行動していることがよくわかるニュースだと言えるでしょう。
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