「株価が上がる」以外にも、株にはもらえるお金があります。それが「配当金(はいとうきん)」です。
この配当金をもとに銘柄を選ぶ選択肢も、カブサーでは配当利回りの指標を使って子どもたちに少しずつ伝えています。
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そもそも配当金ってなに?
配当金とは、会社が出した利益の一部を株主に還元するお金のこと。子ども向けにはこんなふうに説明しています。
「会社が儲かったら、株を持っている人へ感謝の気持ちとしてお小遣いが出るよ!」
その額や配当金の有無は会社ごとに違いますが、「1株あたり○○円」と決まっていて、株を持っているだけで毎年(もしくは年2回など)もらえることもあります。
配当利回りとは?
配当金の額が同じでも、株価によってお得度は変わります。そのお得度を表すのが配当利回りです。
たとえば…
- 株価1,000円の株で配当が50円なら → 利回り5%
- 株価500円で配当が50円なら → 利回り10%!
つまり、配当金の同額の場合は「安く買えた方が、もらえるお金の割合が高い」という考え方です。
株価が動いても配当がもらえる安心感
カブサーでは、株価が上下しても
- 配当があるから安心できる
という視点があることも伝えています。
一時的に株価が下がっても、「この会社は安定して利益を出していて、配当も続けているから安心」と思える銘柄もあります。
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子どもに配当利回りをどう教えているか?
カブサーでは、配当利回りを最初から細かく教えるのではなく、こんなステップで伝えています。
- 知ってる会社でもらえるって知ってた?
「このお店、買い物に行くだけじゃなくて、株を持ってたらお金くれるんだよ!」 - いくらもらえるの?
「たとえばこの会社は1株で40円。つまり100株持ってたら毎年4,000円だね!」 - お得度で比べてみよう
「この会社は株が高いから利回りは3%。こっちは安くて4%。どっちがいい?」
配当だけで決めていいの?
もちろん、配当利回りだけで銘柄を決めるのは危険なこともあります。
- 業績が悪くなれば配当が減る・なくなることもある
- 高利回りでも株価がどんどん下がっている場合は要注意
- 一時的に無理して配当を出している会社もある
だからこそ、カブサーでは「配当利回り+業績+ニュース」の組み合わせで安心できる銘柄を選ぶ考え方を少しずつ育てています。
おこづかい感覚から企業の安定性へ
「毎年お金がもらえる」
それは、子どもたちにとって株の世界のワクワク感を伝える入り口になります。
でも、そこから一歩進んで
「この会社はなぜ配当が出せるのか?」
「ずっと出し続けられそう?」
といった視点を持てるようになれば、それは立派な投資家の目線です。
株の魅力を、上がるか下がるかだけで終わらせない。それが、カブサーの金融教育のひとつのカタチです。
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